おはようございます。みなさん。
+気温の時間が増えてきた札幌ですね。
今日から3月…弥生です。

諸先輩達は明治初頭まで、和風月名という季節感のわかる言葉で各月を表現していました。
たとえば1月は睦月、2月は如月と呼ばれていました。
「弥生」は和風月名の3番目にあたる月です。
今でも季節感のある読み方は風情があっていいですね。

明治に陽暦(新暦)を採用した日本では、各月を現在のような1月〜12月で
表すようになりました。
これはこれで日にち(日数)が明確で馴染んでいますね。

弥生は「やよい」と読みます。
弥生の由来・語源を辿ると「弥生(いやおい)」が変化して「やよい」と
読むようになったようです。

弥生の
「弥」はいよいよ・ますます
「生」は草木が芽吹くことを意味しています。
弥生とは、草木がだんだんと芽吹く時期をさす言葉なのです。

この季節が北海道に当てはまるかと言えばちょっと無理がありますね。
でも、もう本州の暖かい地方では桜の話題もチラホラと。
たしかに弥生かもしれません。

悪ふざけではありませんが、北海道には北海道なりの季節にあった月の読み方が
あっても良いような気がします。

とてもキナ臭い匂いがする地球です。
見知らぬウイルスにも翻弄されています。
知らない間にいろいろなことが私たちの周りで発生しています。

でも間違いなく月日は流れ季節は変わります。
私たちはそのうつろいの中を毅然と暮らしていきたいものですね。

院長 村松裕子