おはようございます。
雪がしんしんと降る朝になりましたね。
みなさまは如何お過ごしでしょうか。
さっきまでは「しんしん」と降っているという表現がぴったりだったのですが
いまはもう「もさもさ」と降っています。
日本語は不思議ですね。
ちょっと調べてみました。
気象庁の予報用語の中で「雪」に関する言葉は…
雪、みぞれ、あられ、ふぶき、地ふぶき、猛ふぶき、風雪、落雪、融雪、なだれ、
暴風雪、豪雪、大雪、強い雪、弱い雪、小雪
他に解説用語として、凍雪、細雪(ダイヤモンドダスト)、氷霧、山雪、里雪
などがあります。
日本語の表現の豊かさを感じます。
参考までに…
■ 雪を花に見立てた言葉
雪花(せっか)雪の結晶の形やひらひらと降る様子を花に例えて
六花(りっか)六角形の雪を花に例えて
天花(てんか)天から降ってくる花、という意味
瑞花(ずいか)豊年を予兆とするおめでたい花、という意味
■ 雪の状態や降り方を表現
淡雪(あわゆき)うっすらと積もってすぐに消えてしまうことを表現
餅雪(もちゆき)お持ちのようにふわふわとした雪を表現
綿雪(わたゆき)ちぎった綿のような、やや大きめの雪
牡丹雪(ぼたんゆき)雪の結晶が複数くっついて大きな雪片となって降る雪
べた雪(べたゆき)水分の多い雪
小米雪(こごめゆき)砕けて粉のようになったお米のことを小米といい、
さらさらと粉のように降る雪
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冬とか雪と言えば暗いイメージもあります。
でも日本人はこんなにも趣を持って季節を感じているのですね。
世界を見渡せばまだまだきな臭い様相が絶えません。
少しでも平和に近付き、日々の風情を愛でるような時間を過ごしたいものです。
久し振りの積雪です。
足元にお気を付けて。
院長 村松裕子