colmun08

なばたとしたか 作
長崎出版

とてもインパクトの強い絵本で、好き嫌いが分かれると思いますが、私は好きです。

ストーリーは、ちいさい生き物を閉じ込めておいてはいけないよ、というよくあるおはなしですが、男の子のつかまえたこびとたちが、昆虫図鑑のように、紹介されています。くさかったり、毒があったり、獰猛だったりと、とても個性的で、本当にいたら、困るだろうな、というものばかりです。現に、主人公の男の子の愛犬は、大変な被害にあっています。

こびと好きな方、図鑑好きな方、既存のかわいい絵本に満足されない方、絵本に刺激がほしい方は、1度読んでみて、損はないと思います。
ちなみに、「こびとづかん」です。「こびとずかん」ではありません、、。